Visual StudioでのJava負荷テストをJMeterと比較してみた

http://www.atmarkit.co.jp/fjava/special/java_vs/02.html#03

本稿で紹介したようにVisual Studioの負荷テスト機能を利用すれば、Javaアプリケーションに対しても負荷テストが可能である。もちろんPHPRubyPerlなどのJava以外のWeb技術に対してもこの負荷テスト機能を使用できる。

 最後に、Visual Studio負荷テスト機能とJMeterとの違いについて分析しておこう。2つのツールの1番大きな違いとしては、CPU使用率などのデータとの比較の容易さにある。

 通常、負荷テストではWebサーバ側のCPU使用率やディスクアクセス数などを計測する必要がある。JMeterを使用する場合、それらのデータは別のツール(Windowsであれば、タスク マネージャのパフォーマンスモニタ)を使って計測することになる。当然、JMeterでのテスト結果のデータをExcelなどで突き合わせる必要が生じ、分析に手間が掛かってしまう。

 その点Visual Studioを使用した場合、Webサーバ上のCPU使用率やディスクアクセス数などのデータも自動的に収集できるため(サーバ側がWindowsであることが前提となるが)、簡単に負荷テスト結果のデータと比較し、分析できる。

はぁ。

JMeterには無償で使用できるという大きな優位点があるが、Visual Studio負荷テスト機能には有償ツールならではの、大規模な負荷テストの準備機能や、総合的なデータ分析の容易さなどの優位点がある。

Visual Studioは.NET専用のツールだから……」そんな偏見は一度捨ててみて、JavaアプリケーションであってもVisual Studioの負荷テスト機能を一度試してみてはいかがだろうか。

試すのはいいけど何のメリットもないじゃない。どうせVisual Studio使うんだったら最初から用意しておいて.NETで作ればいい話。何が悲しくて、Javaで作ってVisual Studio買わなきゃいけないんだ、っていう。


だいたいさ、Java使ってる時点で開発側には初期のカネがないか用意する気がないわけでさ。JMeter(もしくはそれに準ずる負荷測定ツール)になるのは至極当然な流れです。
また、InterstageとかCosminexusとかのベンダの環境でベタベタ固めてJava、ということであればハードもそのベンダだろうし、負荷ツールもそのベンダだろうよ(たぶん)。